【日時】令和7年11月15日14時~
【出席者】まちづくり協議会9人/市まち再生推進課1人/北区地域協働課1人/アドバイザー1人/傍聴者1人
【配布資料】まちづくり構想案の修正案
協議内容
駅前再整備についての市側からの報告と質疑
■神戸市から山の街駅前整備についてクランク道路の整備案に伴い、①北改札口への歩道
が1メートル幅しかなく危険な状態になるのでその改善策、②踏切の拡幅で歩行空間が確
保できれば、甲緑小学校側からの利用者の改札口へのアクセスの安全対策、③下りホーム
に改札口があればその問題は結構なくなる、以上3項目の改善策を検討すると報告があっ
た。
■大池駅の再整備の場合:元々構内踏切であったが下りホームに改札ができて、構内踏切
はなくなった。国は、利便性を高めるだけでは補助金は出さない。構内踏切をなくし構内
での事故をなくす、という理由で補助金を出す。神戸電鉄に国の補助金の仕組みについて
は再度確認する。
■今後のスケジュール:今年度においては、引き続き北改札口へのアクセス性(安全性)
の検討を進めます 。具体的な案については、今年度内か来年度には発表したい意向です
。
■駅前3点セット:(辻アドバイザーのコメント)クランク道路解消、かつて移転した交番の
再設置、駅舎の改善という3点セットが、まちづくりの課題が凝縮している駅前において
重要なポイントであると整理された。
山の町まちづくり構想案の協議・検討(修正案)
辻アドバイザーから修正案の説明があり、主に以下の点が議論されました。
現状と課題(図面)
- 地域の外の人にも分かるよう、図面に病院、有馬街道、焼きもち地蔵などの地名や主要施設を追加 。
- 自動車教習所、病院、学校といった大きな非住宅施設の場所も明示 。
- 宅地開発エリアもぼんやりと示す 。
人口・世帯数
- 最新の住民基本台帳に基づき、人口を約6,100人、世帯数を約3,000世帯に修正 。
- 人口は減少傾向にあるが、急激な減少ではなくなだらかに下がっている
住民の思い(評価・イメージ)
- 評価点:自然環境の豊かさ、静かで落ち着いた住環境、治安の良さ、人の温かさ、都心へのアクセスの良さなどが挙げられました 。
- 町のイメージ:「都会過ぎないほど良い田舎」としてのベッドタウン的性格 。
- 「寂れている」と感じる住民もいる一方で、「のどかさ」として受け止められる面もある 。
- 「都会田舎」という立ち位置が現在の姿を象徴 。
地域課題(修正点)
- 安全・安心の確保:「ガタガタ道」から「道路幅員と歩道の確保等」に文言を変更 。
- 避難所:「防災対策の偏り」から「避難所の偏りと災害経路の課題」にタイトルを変更し、避難経路の困難さ(坂道、長い階段)を明記 。
- コミュニティの希薄化:イベント減少の理由に「高齢化に伴う」を追記 。
- 「気軽に立ち寄れる魅力的な場所」(喫茶店のような新しい場所)を求める意見を追記 。
- コミュニケーション手段に「SNS」を追記 。
- 空き家対策:「空き家を活用するような仕組み」を検討。宅建業法上の問題に留意し、ホームページでの情報発信などを検討 。
- 子育て環境:「児童館」という限定的な言葉を避け、「子どもたちが安全でのびのび遊べる居場所づくりなど子育て支援策」に変更 。児童館の必要性についても議論されましたが、学童保育との違い(学童保育は親が働いていることが前提、児童館は誰でも利用可)や、土日の居場所の確保が課題として挙げられました 。
景観整備
- 「道路や造成地の斜面の整備」に関する記述を削除し、「公害住宅地にふさわしい景観を考慮したアジサイ緑化」に 。
- ブロック塀の生け垣緑化を推進する方向で議論。神戸市からの補助金(撤去費用、生け垣緑化費用)制度があることが確認されました(緑化は1mにつき1万円が限度) 。
まちづくりの目標
- 目標のキャッチフレーズ「住んでよかった、育ててよかった、これからも山の町で」は、アンケートで広く意見を聞く候補の一つとする方向 。
- 目標の3本柱(駅前の総合的な環境改善、にぎわいと生活利便性の向上、コミュニティの活性化と子育て環境の改善)は、課題を整理・分類したものとして合意 。
- 具体的な取り組みとして、「世代が交流できる憩いの場」の必要性(駅舎利用の可能性)や、地域情報の共有促進(LINEなどの活用)が議論されました 。
▶次のステップとして、この修正案に基づき、まちづくりの目標や具体的な方策について、さらに検討を進めていくことが確認されました 。この議事録について、特に深掘りしたいテーマはありますか?例えば、「駅前3点セットの具体的な内容」や「子育て環境の課題」など、詳細をまとめることもできます。
まちづくり構想とアンケート調査の実施
- 目的と目標: まちづくり構想の同意率について、アンケート回収率80%を目標とし、そのうち80%以上(全体の64%以上)の人が構想に同意している状況を目指す必要がある(市の指導方針) 。
- 課題: 土地・建物の所有者(空き家所有者、地区外居住者を含む)が非常に多く、連絡がつかない人もいる 。
- 住んでいる世帯数は約3,000だが、空き家を含めると3,500〜4,000世帯、所有関係が分かれている場合はさらに増える 。
- アンケートの対象者は、現在の居住者だけでなく、空き家・空き地を持つ地主や関係者も含める必要がある 。
- スケジュール案: アンケート実施は3月末〜5月頃を目標としており、それまでに土地・建物の調査(所有者特定の作業)を進める必要がある 。
- アンケート回答者が権利の種類(土地建物所有者かなど)を記入する工夫が検討された 。
「ライブシティ」マンションへの対応
- ライブシティの問題点: 大規模マンション「ライブシティ」は、組織がなく、管理組合も実質的に機能していないため、アンケート調査の配布・回収が非常に困難である 。
- 住民は地域との付き合いを断る主義で、チラシ投函も拒否される 。
- 回収率80%を達成するには、ライブシティを対象から外さないと絶対無理との意見が出た 。
- 検討された対応策:アンケートに回答しない場合は「オッケー(同意)」と見なす一文を添える案が出たが、権利関係に関わるため行政としては難しい 。
- 最悪の場合、ライブシティを構想の枠から外すことも検討された 。
人口減少対策・若い世代の誘致
- 空き家/戸建ての活用
- 戸建ての空き家が問題であり、500万円程度で売られているものもあり、リフォームの必要はあるものの、子育て世帯には安い 。
- 空き家を修繕して子育て世帯に提供することや、子育てによい環境をアピールすることが提案された 。
- 誘致策のアイデア
- 神戸親和大学と清和大学の学生を地域に送り込む実習・体験の取り組みがある 。
- 学生の意見では「お店が少ない」ことが課題 。
- 家賃を周辺(鈴蘭台)の相場(5万円)より下げて3万〜3万5千円程度とし、通学費や地域クーポン券(地域通貨)の補助を提供することで、若い世代や学生の誘致を促すアイデアが提案された 。
- 単身高齢者の見守り役として学生に住んでもらうことも検討された 。
コミュニティバスの実証実験
- 現状: コミュニティバスの実証実験は12月中まで実施予定 。
- 利用状況は低調で、1日1人程度であり、ほとんどが市営住宅の利用者に限られている 。
- 9月は27名中1人、10月は16名中2人しか地域住民の利用がない 。
- 課題: 現在の無料ルート(コープデイズまで30分かけて回る)が時間的ロスが大きく不評である 。
- 今後の検討: 有料化してでもルートを見直す必要があり、その検討を次の三者会議で行う 。
- 有料化には、バス運行に関する法律(安全管理など)の問題が発生する 。

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