まちづくり協議会報告

第23回定例会 報告

【日時】令和7年12月20日14時~15 時 45 分

【出席者】出席者:まちづくり協議会 12 人/市まち再生推進課 2 人/北区地域協働課 2 人/アドバイザー1人

【配布資料】

協議内容

会長あいさつ(松岡会長)

松岡会長より、年末の多忙な時期に集まった委員への謝辞とともに、今年度の活動の総括が述べられた。

■活動の振り返り: 2025 年度は「まちづくり構想」の策定に向けて、住民アンケートの実施やワークショップの開催など、非常に密度の濃い 1 年であった。特に、住民から寄せられた多くの意見を、どのように具体的な「構想案」に落とし込むかという点に注力してきた。

■来期への期待: 本日の会議で「構想案」を決定し、年明けの最終アンケートを経て、2026 年度にはいよいよ実行フェーズへと移ることになる。山の街の未来を決める重要なステップであるとの認識が示された。

■地域への想い: 少子高齢化が進む中で、いかにして「住み続けたい街」としての活力を維持するか、委員一同が知恵を絞り続けることの重要性が強調された。

やまバス運行状況と方針

運行方針

  • 令和 8 年 1 月から本格運行を開始(これまでの実証運行を継続・移行)。
  • 方式・コース・乗車対象・無料条件に変更なし。
  • 年次見直しは実施(重大トラブル時のみ随時見直し)。現状、乗車人数に余裕があり運行継続に支障なし。

利用状況と評価

  • 乗車証保有者:約 105 名(実乗車は市営住宅側が多め、緑側は少なめ)。
  • 現状「満杯で乗れない」等の問題なし。口コミで新規利用が緩やかに増加見込み。
  • 利便性評価が高く、特に病院までの徒歩負担軽減に対する感謝の声が多数。

乗車証(カード)切替

  • デザインを一新し、旧券の不正利用防止(色味を明確変更)。
  • 令和 8 年 1 月は移行期間として旧券も利用可。2 月以降は新券のみ有効。

交換方法

  • 4 丁目:約 30 名分は 4 丁目自治会が一括対応。
  • その他:広域地域福祉センター窓口で旧券と引換(旧券回収の上で新券交付)。
  • 新規希望者は随時発行(山の街まちづくり協議会・加藤副会長経由、または福祉センター
    窓口)。

停留案内・乗降マナー

  • 路上の公式バス停標識は設置困難(道路占用許可・近隣調整が必要)。入江院のベンチ周辺掲示など私有地内の掲示で周知を検討。
  • 初回は既利用者が同乗して動線を案内するなど、利用不安の解消を継続。

積雪時対応

  • 前日から可能な範囲で小山クリニックのホームページに運休情報を掲出。
  • 一斉配信等の追加ツールは現時点なし(電話問い合わせへ個別対応)。
  • 入江医院周辺は日当たりの関係で凍結が残りやすく、利用者の安全最優先(無理な外出を避ける注意喚起)。

三者覚書(甲:まちづくり協議会/乙:小山クリニック/丙:神戸市)更新

概要

  • 社会実験から本格運行に合わせ、三者覚書は現行内容を踏襲しつつ更新。
  • 期間は 1 年(更新前提)。運行終了時は乙から所定の月数前に通告。

役割分担

(ア)甲(まちづくり協議会)

  • 利用者管理・利用ルール徹底(乗車証発行・交換運用、地域問い合わせ窓口の一本化)。
  • 地域内調整・広報、利用者意見の集約と三者協議の中心的存在。

(イ)乙(小山クリニック)

  • 安全運行、運行経費負担、運行に関する問い合わせ対応、事故・故障時の初動と甲への連絡。

(ウ)丙(神戸市)

  • 行政・公共交通事業者との調整(既存交通事業者への影響検証と説明)。
  • 甲乙間の調整支援、乗車証の材料支給(発行費用面の支援)。

進行

  • 本会での確認後、会長と調整のうえ押印・締結へ。
  • タクシー事業者等との競合懸念は地域交通会議で調整済み、現時点で大きな問題なし。

イベント計画(山の街駅 開設 90 周年関連/やきもち地蔵ウォーク)

方針と目的

3 月上旬に駅前集合から「やきもち地蔵」までの町歩きイベントを企画(候補:3/8)。

  • 地域の歴史資産を軸に賑わい創出と地域アイデンティティの発信。

企画要素(検討中)

  • 行程:駅→やきもち地蔵(ご住職の法話・祈願依頼も検討)。
  • 振る舞い等:名称にちなみ「餅」の提供(人数把握の上で準備)。
  • 物販:バッグ・巾着等のグッズ(原価想定:バッグ約 800 円、巾着約 1,300 円、冊子 1,600 円程度)。ボランティアの縫製・運営販売連携を検討。
  • PR:神戸電鉄との連携で駅貼りポスター(谷上/新開地/箕谷等)掲出を打診。
    来訪増への対応(キャパ超過時の案内・安全確保)を事前設計。
  • 会場・動線:駐車場(ローソン裏~旧北斗病院裏~ケアホーム隣に約 8 台)案内。
    動線の案内看板・旗の配置見直し。
  • リスク:荒天・降雪時の中止判断基準と周知方法、混雑時の安全導線と誘導要員配置。

準備タスク

  • メンバーの事前現地確認(3月前に全員1回現地把握)。
  • 企画素案を次回会合に提示(工程、役割分担、備品、予算、広報計画を含む)。
  • まちづくり構想パネルの駅前掲出・説明でアンケート周知と相互連携。

寿福寺住職 挨拶要旨

  • 加藤氏より、やきもち地蔵の管理者である寿福寺住職(谷朋信氏)の紹介があり、ご挨拶とともにこれからのまちづくり協議会との連携等についての意思表明があった。
  • 「やきもち地蔵」の由来と信仰: 山の街駅のそばに鎮座する「やきもち地蔵」は、古くから地域住民や参拝者に親しまれてきた。この地蔵尊は「願いを焼いて(叶えて)くれる」という信仰があり、地域の安寧と発展を見守る存在である。
  • まちづくりへの期待: 今回、協議会が主体となって「まちづくり構想」を策定し、地域の未来を描こうとしていることは、大変喜ばしい。地域の伝統や信仰を大切にしながら、新しい時代の街を築いていく姿勢に敬意を表する。
  • 初地蔵祭と駅 90 周年への協力: 1 月 24 日の「初地蔵祭」や、来年 3 月に予定されている「山の街駅開業 90 周年」の記念行事において、寺としても全面的に協力したい。特に「まちづくり成就」の祈念や、地蔵尊の解説を通じて、住民の皆様の郷土愛が深まる一助となれば幸いである。
  • 結び: 委員の皆様のこれまでの尽力に感謝するとともに、この「山の街」が世代を超えて支え合い、安全に暮らせる場所であり続けることを願っている。

まちづくり構想案の進捗

ドキュメント更新状況

  • 用語・文体の統一(です・ます調)、誤記修正(年次の誤り「67 年」等の再訂正)。
  • 図面:面的施設(病院・自動車教習所・学校等)/点的施設(地域福祉センター、駅、地蔵)/線(神戸電鉄・有馬街道)で地域特性を可視化。
  • 駅近単体マンション・大規模マンション群の表現は検討継続(管理体制上の協力可否・アンケート可達性も踏まえ判断)。

地域課題・目標(要旨)状況

  • 地域課題:駅前三点セット等の生活導線・安全、利便性、コミュニティ等(1~11 項目、順序整理)。

目標(案):

  • キャッチコピー「住んでよかった、育ててよかった、これからも山の街で」。
  • 重点目標
  • 駅前の総合的環境改善(歩車共存・安全安心な動線)。
  • 賑わいと生活利便性の向上(にぎわいづくり、表記統一)。
  • コミュニティ活性化と子育て環境の改善。
  • 具体テーマ(8 ページ相当)に細項目を増補。やきもち地蔵をシンボルとした活動は「その他」から格上げし、歴史・緑など地域魅力の情報発信・景観形成を独立テーマ化の方向で再構成。

手続きフロー(簡略版)

  • 3 月:構想素案と併せて住民・地権者アンケート配布。
  • 6 月:アンケート結果を反映し構想(案)を総会で承認・確定。
  • 1 月末予定:外部有識者アドバイス会で助言を受領(反映可否は本会で協議、アンケート前の範囲で必要箇所のみ反映)。
  • 8 月:神戸市まちづくり委員会へ諮り、まちづくり協議会の認定・構想提出(市長受領)を目指す。

効力・支援フロー(簡略版)

  • 市事業の配慮対象化、活動支援の拡充(現行助成は年 30 万円、原則 7 年間金額不変の見込み)。
  • 印刷・郵送等は助成金の適正範囲で手当。

アンケート設計・配布回収計画

  • 回収目標:配布先の 80%以上(高いハードルのため、配布手段の最適化と設問の簡素化で到達を目指す)。
  • 設問設計:初見でも理解できる簡潔構成。課題と目標の要点提示+選択式中心、自由記述は追補的に。信頼ベースの支持可視化(町協への賛否を直接問う表現は回避)。

配布・回収チャネル

  • 自治会経由:組長配布・回収で未提出世帯の見える化(配布管理簿)。
  • 郵送:自治会外・空き家・地権者へ登記簿住所あて郵送(住所未更新リスクは近隣情報で補正)。
  • 大規模・非参加マンション(例:ライブシティ等):管理組合と協議の上、館内回覧・代表回収など特例スキームを個別設計(完全無視は回避、アプローチの経緯を記録)。
  • Web 回答:QR コード+個別 ID 方式で重複防止。紙・Web ともに匿名性と追跡性のバランスを ID で担保(氏名必須は回収率低下懸念、ID 紐づけで管理)。

8.オペレーション

  • 配布対象台帳の整備(戸建・分譲・賃貸の別、未加入世帯、登記上所有者、空室把握)。
  • 予算計画:印刷・封入・郵送料の概算積算と助成金配分(外注一括はコスト超過見込み、内製+一部外注で最適化)。
  • 進捗管理:自治会別配布枚数・回収率の週次集計、未回収フォロー(掲示板掲出・再訪・ポストイン追加等)。
  • 個人情報配慮:ID 方式、名寄せルール、名簿管理の権限分離と保管手順の明確化。

リスク・課題と対応

  • マンション対応:管理形態の差異(分譲・分譲貸・賃貸)に応じた個別アプローチ。館内合意形の難度に留意、実施可否を記録し市と連携。
  • 回収率 :設問簡素化、複数回答手段、ID 方式で心理的障壁低減。自治会回収と郵送・Webの併用で底上げ。

決定事項

(1)ヤマバス本格運行は令和 8 年 1 月開始、運行条件は実証と同様で継続。路上のバス停標識は設置せず、入江医院ベンチ等の掲示で周知を検討。
(2)山の街駅 90 周年関連イベントは 3 月上旬に実施方針(詳細は次回素案提示)。
(3)まちづくり構想の目標・具体テーマを再整理(「にぎわいづくり」表記統一/歴史・緑の魅力発信を独立テーマ化)。誤記を修正。
(4)アンケートは 3 月配布、6 月総会承認、8 月市認定を目標に推進。配布・回収は自治会・
郵送・Web の併用、ID 方式採用。
(5)神戸市外部アドバイス会(1 月末予定)の意見は可能範囲で反映(アンケート設計・目標
の書きぶり等)。

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