【日時】2026年9月19日14時~
【場所】甲緑地域交流センター
【出席者】地元9人、神戸市2人、区役所2人、コンサルタント 1人
体制・運営状況
- 羽田野事務局長が14日に逝去したことが報告された。事務局長不在に加え、関連団体の会計、協議会の事務局機能、ホームページ掲載資料の更新などに影響が出ている。
- 後任や不足する役割の補完は本日中には決定せず、今後、必要な機能を段階的に補う方向で進める考えが共有された。
- コミュニティバスは利用者数が少ない一方、市営住宅の住民など利用者には有用との認識が示された。8月下旬には、県の交通担当者と大塚氏が利用状況の確認に訪れた。
- 県では、午前のみ稼働する送迎車両や夜間のみ稼働する車両などを時間帯に応じて共有する考え方を進めているとの説明があった。
駅前整備・まちづくり構想
- 駅前整備に関する8月30日の意見交換会には約11人が参加した。道路形状の議論に直行する前に、将来像や地域の前提条件を整理すべきとの意見が多かった。
- 意見交換では、30年後程度を見据えた暮らし方、既存駅舎のレトロな雰囲気の保持、地域の緑化、地蔵など歴史要素の尊重が論点となった。
- クランク道路の解消だけでなく、送迎・乗降のためのスペース、残地の活用、駅前の広場的な空間などを地域として検討する必要があるとされた。
- 地権者との調整が課題である。市が約2年前に話をした後に進展がないとの話や、地権者の高齢化が懸念として挙げられた。
- 現在示されている道路・踏切周辺の図面は確定計画ではなく、検討用のイメージであることが確認された。地域は設計図を作成するのではなく、「数台が停車できる場所がほしい」「残地を広場として使いたい」などの必要条件や意向を言葉で整理し、市と意見交換する段階にある。
- 踏切の拡幅や歩行者用空間の扱いについては意見が分かれた。通学路としての安全性から現状の歩行者空間を残したい意見がある一方、踏切を含む整備案も検討図として提示されてきた。踏切を扱わず、まずS字・クランク道路周辺の課題に絞る案が出たが、正式な結論には至っていない。
- 市側参加者は、まちづくり構想とアンケートによる地域意向の確認を先に固める必要があるとの立場を示した。参加者からは、具体的な駅前の議論や目に見える活動を並行して進めることで、構想への関心と回答を広げたいとの意見が出た。
- 将来、市への要望や協議を進める段階で外部の助言・支援を得る案として、大塚氏に相談する案が提起された。ただし、顧問就任や協議会への正式な関与は決定していない。議員を含む外部者との関係は、協議会の主体が地域住民であることを前提に慎重に検討すべきとの意見があった。
情報発信・地域活性化
- ニュースやホームページだけでは若い世代に情報が届きにくいとの指摘があり、Facebook、Instagram、LINE等を活用した情報発信の必要性が挙げられた。
- まずは少人数でも地域の情報を共有できるLINEグループ等のネットワークをつくり、会合案内や地域の動きを継続的に発信する案が出た。利用人数に応じた費用や運用方法は未整理である。
- 駅舎の文字を用いた「山の街」Tシャツのサンプルが紹介された。1枚1,500円程度で利益を見込まない形での提供案、若い世代にも着用してもらうためのデザイン・発信案が示されたが、普及の決定はしていない。
- 空き家は課題であると同時に地域活性化の機会にもなり得るとの意見が出た。空き家を活用した本の提供や休憩用の椅子の試行が紹介された。
- 塩屋や新長田の事例を参考に、空き家にどのような人や活動を呼び込みたいかを地域で考え、地域の魅力や発信力を段階的に高める必要があるとの提案があった。ただし、観光客を多数呼び込むこと自体を目標とするのではなく、地域で共に暮らしたい人の定着を重視すべきとの意見も出た。
- 市営住宅の今後の活用について、防災公園、仮設住宅用地、災害時の受け皿となる防災拠点としての可能性を検討する案が出た。決定事項ではない。
- ミニコープの廃止に関する話は噂の段階であり、事実確認が必要とされた。存続のためには利用を盛り上げる必要がある可能性が指摘されたが、具体的な対応は決まっていない。
アンケート回収状況
- まちづくり構想に関するアンケートの回収率は「30%超」と報告された。一方で、回収数871件、対象は約3,000件程度との数字も議論の中で示された。
- 回収率を40%にするにはさらに約300件、50%にするにはさらに約700件が必要との試算が会議中に示された。
- 地域によって回収状況に差があり、ゆりヶ丘は約68%、山の街は前回32%との報告があった。集合住宅、特にライブシティ等では配布・再配布や管理事務所との調整が課題となっている。
- 回答済み世帯と未回答世帯を把握しにくく、再配布時の重複回答や空き家・賃貸住宅の扱いも課題である。
- 回収率を上げる方法として、自治会経由での再依頼、個別訪問、駅前での声かけ、QRコードを使ったWeb回答の案内、アンケートの必要性を説明した上での再配布が提案された。
- Web回答用のQRコードは既に用意されており、紙のアンケート配布時や駅前での案内に活用する案が出た。
- 構想の根本を変えない範囲で、緑化など新たに出た意見を構想へ加える可能性が議論された。修正する場合の再周知方法と作業負担は未整理である。
次回予定
次回会議を10月17日(土)14時から同会場で開催する。

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